契約書は本当に必要なのか?

契約書について調べる前に、疑問に思うことはありませんか?
「契約書というのは、どこまで必要とされているものなのか」ということについて、調べてみたいと思います。

考えてみれば、商品のやり取りをするのにいちいち契約書を作っていたら手間が多すぎてなりません。
また、保管しておく契約書の量もかなり多くなってしまいます。
例えば、お店が問屋に商品を発注するとします。
「明日までに○○を30個お願いします」
「わかりました、お届けします」
というやりとりというのは、「契約をした」という状況にならないのでしょうか。
とある弁護士サイトを見ても、「契約書というのは必ずしも必須なわけではない」と明記されています。もちろん、中にはどうしても契約書を使わなければならないこともありますが、それはごく一握りで「多くの場合、契約書なしで取引は成り立っている」と考えて良いでしょう。上記のようなやり取りでいちいち契約書を結んでいたら、毎日のようにどこかで契約が発生する状況になってしまいます。こうして契約書をやりとりするのに、契約書に時間を割いていたら大変なことになってしまうでしょう。
しかし、それでも「契約書があった方が良い理由」が存在します。

○中小企業はとくに契約書が必要
特に中小企業の場合、契約書はできるだけ作っておいた方がいいと考えて下さい。
特に、「大企業とやり取りをする」という場合は、この契約書の存在が必須です。これがどうしてか解りますか?
大手というのは、中小企業よりもずっとお金も権力もあります。こういうところとやり取りをするのに契約書を遺しておかないと、あっという間に契約を有利に進められてしまうということになりかねません。
大手というのは強引なところも多々ありますから(だから大手になれたともいう)、強引におしきられないようにするためにも契約書はきちんと作っておいてください。

○合意したところをきちんと把握する
契約が複雑になる場合は、どこをどんなふうに納得して契約が合意に至ったのかについて、記載をしておかなければなりません。あとから「そんなことは言っていない」とか「それは違う」とか、すれ違いがないようにするためにも契約書に関しては「作っておいた方が良い」ということになるでしょう。ぜひ、契約書を作ってみて下さい。
もちろん、必要なところとそうでないところを区別することは必要です。
ただ、大きな契約になったら「あって困るものではない」ということになりますね。