契約書がなければ取り消せる契約

●契約は口約束でもOK

「契約」というと、書面でしっかりと交わさないと成立しないように思えますよね。
でも、実は口約束だけでも契約というのは成り立つのです。
契約書を交わすのは「条件を整えるため」「あとから反故にされないため」などの理由であり、契約そのものは口約束であっても成立が可能です。
でも、中には「契約書がない場合は。後から取り消してもいい契約」というものがあります。
その契約のひとつが、「贈与契約」と呼ばれるもの。
>>>贈与契約とは

では、その贈与契約ってどういう契約のこと言うのでしょうか。
上記のサイトにもありますが、贈与契約というのはつまり「誰かに何かをあげる契約」のことです。
例えば、自宅にいらない車があったとします。それを「あげるよ」といい、「もらうよ、ありがとう」という言葉があれば、そこで贈与契約が成立していることになります。
ちなみに、贈与契約というのは、一方だけの重いでは成立しません。
一方的に「これをあげたい」とおもっていたり、逆に「これを譲ってほしい」とおもっている場合でも、もう片方が「嫌だ」と言っていれば、成立しないということです。

そして、実は贈与契約というのは、実際に契約が成り立ったとしても「あとからやっぱりあげたくない」ということがあれば、取り消すこともできるのです。
そうじゃないと、何かの拍子に「あげる」と言ってしまって、本当にあげなければならなくなっては困ります。
もちろん、その気もないのに言うのが一番良くないですが、人間はその場の空気で「あげる」と言ってしまうこともあれば、断りきれずに「いいよ」と言ってしまうこともあります。
このたびに、いちいち契約を履行していたらきりがありません。
だから、贈与契約については撤回もできる様にしているのです。

●書面にする前に良く考えよう

どんなことでもそうですが、書面して捺印した契約というのは撤回が難しいです。
だからこそ、紙に書いて契約をするということは「しっかりと自分が納得してからにする」ということが重要。
よく考えてから書面にすることが大事です。
決して適当な気持ちで書面を作らないこと、捺印をしないことを徹底してください。
簡単な気持ちでやってしまったものでも、契約は契約。だからこそ、しっかりとその意味を考えることが大事です。