契約書の種類

一言で「契約書」といっても、そこにはいくつかの種類があります。
その用途によって契約書を選ぶことが重要なのですね。
では、ここで「契約書の種類」についてご説明しましょう。

念書

念書とは、つまり「約束」のための書類です。
何か決め事をしたときに、「これでいいですか?」という意味で約束の内容を書き、それに合意が得られれば判を押すという仕組みになっています。
まあ、簡単にいえば「こういう約束をしましたよ?守ってくださいね」「解りました」というやりとりをするのが念書ですね。例えば、賃貸物件のけいやくの際「この日までに賃料を払ってくださいね」「わかりました」と交わすのは念書です。こうしてみると、念書というのは非常に身近な契約書であることが解ります。
ちなみに、この念書は家族間でも可能。
「○月○日に○○を買ってくれるといいましたね?」「はい、買ってあげます」みたいなことでもいいのです。
わりと、いろいろな場面で使うことができるものではないでしょうか。

○覚書とは

よく、念書と混同されがちなのがこの「覚書」。
念書との違いですが、念書の場合は契約する方が名前を書きますが、この覚書の場合は双方の捺印が必要になります。双方で合意に至ったときなど、この覚書を作ることが多いですね。
で、この様に書くと「それは契約書なのでは?」という意見が出てくるでしょう。
覚書というのは、契約書の一歩手前の段階と考えて下さい。
例えば、契約内容を煮詰めている時、「ここまでのことは合意したよ」という意味で作っておくことができるのも覚書。
だから、契約書と覚書にはきちんとした違いがあるのです。
注意したいのは、契約書は覚書の代わりにはなりませんし、その逆もないということです。
>>>覚書とは

○合意書とは

合意書とは、簡単にいえば「合意したときに作る書面」です。
売りたい方と買いたい方、双方の合意があったときに、この合意書を作ります。

このように、契約書には本当にいろいろな種類があります。
「覚書」と「契約書」の様に、少し内容が似ているものもありますので、自分たちが交わす契約の度合いを考えた上でどの契約書を使うかを考えましょう。
契約書のことはしっかり勉強し、納得のいかないものにはサインをしない癖をつけましょう。