未成年者と出会い系サイト業者との契約トラブル事例

実際にあった未成年の出会い系サイトについての相談内容、結果

携帯電話が普及し始めたころから、未成年者を巡る出会い系サイトのトラブルは大きな社会問題として伝えられてきました。
インターネットを通じた出会いについては若い世代になるほど抵抗感がなくなる傾向があり、実際に既に30代くらいの年代では、それまで全く面識のなかった二人がネットを通じて出会い結婚までした、というような人も見られています。

出会いのきっかけとしてインターネットは悪と決めつけられるものではありませんが、社会経験の乏しい未成年が利用する場合、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことがあるので注意が必要です。

実際にあった事例として近年非常に問題視されているのが、最初は同年代の友達のようにして近づき、顔写真やヌード写真などを送るように言って、それをもとに脅迫をするというものです。
顔や裸の写真を送ったり学校や住所が相手に知られてしまうことにより「お前の家族を殺しに行くぞ」「裸の写真をばらまくぞ」といったような脅しを受け、そこからお金をゆすられたり、ひどい場合には売春を強要されたりというようなこともあります。

また古典的な手口ながら今も頻発しているのが「ワンクリック詐欺」と言われるもので、出会い系で送られてきたURLをクリックすることで有料サイトから請求が来ることがあります。
そうした事例は親や警察が相談を受けた時には既に業者が逃げてしまっていたということも多く、被害者が泣き寝入りになってしまうことも珍しくありません。

もし弁護士などにあとから頼っても、相手が逃げてしまっていれば突き止めるのは困難なので、事前に防ぐための対策をしていくことが最も重要と言えるでしょう。

未成年が利用する時の問題点

つい最近になって、Twitterが17歳以下の利用を禁止するように仕様を変更しました。
もっとも内部の設定を変更すれば13歳以上で使うことができるようになっているのですが、いずれにしてもこれは世界的に未成年者がSNSを通じて犯罪などに巻き込まれる事例が多発していることが背景となっています。

未成年者の保護者としては、安易に携帯電話やスマートフォンを与えるのではなく、どういった使用をしているかをしっかり監視していくことが防御対策になってきます。
平成15年9月からは「出会い系サイト規制法」が施行されていますが、SNSなど直接的な出会い系ではないツールが発端になる事件も多いので注意が必要です。

契約者が未成年であっても、最初のログイン時に「自分は18歳以上です」とクリックしていると業者が契約解除に応じないということもありますので、そのあたりのこともしっかり子供に話をしておくべきでしょう。